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NY外国為替市場において、米ドル相場が下落。低調な非農業部門雇用者数に反応 [外国為替概況]

 2019年3月8日のニューヨーク外国為替市場において、米ドル相場は終値ベースで1ドル=111.00円台前半での取引終了となり、3営業日連続の円高ドル安となりました。

 この日の朝方、市場でも、とりわけ、注目される経済指標の1つと見られる雇用統計が発表されました。このうち、失業率は3.8%と、前月の4.0%から低下し、改善が示されたものの、一方の非農業部門雇用者数は前月比2万人増と、1月の同31万1000人増から急速な増勢鈍化となりました。

 外国為替市場は良好ぶりの示された失業率よりも、むしろ、低調な内容だった非農業部門雇用者数に反応する形となり、1ドル=110.00円台後半まで、円高ドル安が進行する場面も見られました。そして、雇用者数の急速な増勢鈍化が米国景気の後退を連想させ、米ドル売りにつながったようです。

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米国の実質GDP成長率、2018年10~12月期に増勢が鈍化 [経済指標・イベント]

 2019年2月28日、米国商務省から最新の実質GDP成長率が発表されました。今回は、「国境の壁」予算をめぐって政府機関が閉鎖となった影響による2カ月ぶりのGDP発表であり、また、改定値に関するデータを加味したうえでの速報値の発表となります。

 さて、2018年10~12月期の実質GDP成長率(速報値、季節調整済み)は前期比年率2.6%増と、事前の市場予想を下回り、2四半期連続で増勢が鈍化しました。

 各需要関連項目の変動を見ると、まず、GDPの約7割を占める個人消費が同2.8%増と、前四半期の同3.5%増から増勢鈍化、また、住宅投資は同3.5%減と、4四半期連続のマイナスでした。

 企業部門では、民間設備投資が同6.2%増と、急速な増勢鈍化となった前四半期の同2.5%増から一転、大幅な増勢加速となりました。これに対して、在庫投資の成長率寄与度の上昇幅が縮小し、成長率に対する押し上げ度合いを弱める形となっています。

 外需関連では、輸出が同1.6%増と前四半期の同4.9%減から2四半期ぶりにプラスを回復、一方、輸入はプラス維持ながら、前四半期の同9.3%増から同2.7%増へ大幅に増勢が鈍化しました。輸出のプラス回復と輸入の増勢鈍化を受け、純輸出は2四半期ぶりに、僅かながら、成長率の押し上げ要因となりました。

 以上、今回の需要項目は、強弱まちまちといった印象です。
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