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オーストラリアの2018年3月の雇用者数は前月比4900人増と比較的小幅な増加に [経済指標・イベント]

 4月19日、オーストラリア統計局から最新の雇用統計が発表されました。それによると、2018年3月の雇用者数は前月比4900人増と、比較的、小幅な増加に留まると同時に、2万人台の大幅な増加を見込んでいた事前の市場予想を大きく下回る結果となりました。

 雇用者数の内訳をみると、フルタイムが同1万9900人減と前月の同2万100人増から急速な落ち込みとなった一方、パートタイムは同2万4800人増と前月の同2万6400人減から2カ月ぶりに増加しました。今回はフルタイムに調整が入った反面、パートタイムに復調が示されました。

 また、雇用者数と同時に発表された失業率を見ると、3月は5.5%と3カ月連続で同じ数値を維持しました。失業率との関連で注目される労働参加率については65.5%と、2カ月連続で前月を下回っています。

 さて、改めて、オーストラリアの雇用者数のここ最近の推移を見ると、昨年11月の同6万4300人増以降、12月同3万5300人増、今年1月に同3万7400人増と大幅な増加が続いた後、2月、3月と調整が入った格好です。
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米国の非農業部門雇用者数、急速に増勢鈍化。4営業日ぶりの円高ドル安に影響か? [外国為替概況]

 4月6日、米国労働省から最新の雇用統計が発表されました。それによると、2018年3月の非農業部門雇用者数は前月比10万3000人増と、ここ最近では、比較的、小幅な増加に留まったうえに、事前の市場予想を下回りました。当然ながら、前月との比較でも、急速な増勢鈍化となります。

 もっとも、2月の雇用者数については、同32万6000人増と、2016年7月(同32万5000人増)以来の30万人台達成でした。つまり、3月における非農業部門雇用者数の急速な増勢鈍化は、2月の大幅増加からの反動減による一時的な変調であるとの見方もあるようです。

 雇用者数の業種別の変動を見ると、建設業が同1万5000人減と、前月の同6万5000人増から、一転、マイナスに転じたほか、小売業も同4000人減と、前月の同4万7000人増からマイナスとなりました。

 ただ、その一方で、製造業は同2万2000人増と、安定感を維持したほか、卸売業が同1万1000人増と、前月の同7000人増から増勢が加速しています。このように、業種別では、良好な内容だったものも見受けられます。

 また、失業率は6カ月連続で4.1%という低水準を持続しました。こうしてみると、米国の雇用環境は、引き続き、良好な状態を維持しているとの見方もできるワケです。

 ただし、外国為替市場では、米ドル相場の終値が4営業日ぶりに円高ドル安にて終了するなど、非農業部門雇用者数の急速な増勢鈍化をその額面通り受け取った反応を示したことになります。

 他方、市場では、目下、米中貿易戦争をめぐる警戒感も燻っていたと見られます。このため、何らかのキッカケさえあれば、調整的な米ドル売りが強まる可能性はあったと思われます。そして、今回の雇用者数の急速な増勢鈍化こそ、そのキッカケとして、利用されたのかもしれません。
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