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昨日の米国市場では、株価は大幅な下落、一方、米ドル相場は上昇の動き [米国マーケット]

 7月の最終日となる昨日(7月31日)の米国株式市場において、主要株価指数が急落しました。まず、ダウ工業株30種平均が、前日比317.06ドル安の1万6563.30ドル、また、S&P500種株価指数が、同39.40ポイント下落の1930.67ポイント、さらに、ハイテク株の比率の高いナスダック総合も、前日から93.13ポイント下落し、4369.77ポイントとなりました。

 S&P総合500種とナスダック総合の下落率は今年4月10日以来、また、ダウ工業株も今年2月3日以来の大きさです。いずれも、大幅な下落だったと言えるでしょう。

 ただ、こうした米国株価の急落は、米国経済に対する不安が要因という訳ではないと思われます。

 実際、30日に発表された2014年4~6月期実質GDP成長率が前四半期から急回復するなど、米国経済の復調ぶりを示す内容でした。むしろ、市場では、こうした米国経済への安心感を踏まえ、8月1日発表予定の雇用統計の内容が、良好だった場合には、米国の利上げ実施時期が早まるとの観測が高まり、株式市場から資金を移す動きが優勢となった模様です。

 他方、対外的には、31日に発表された7月のユーロ圏消費者物価指数が4年9カ月ぶりの低水準となったことや、米国格付け会社がアルゼンチン国債の一部を債務不履行(デフォルト)と認定したことなどを踏まえ、外部環境に対する警戒感が強まったようです。

 このように、米国内の金利上昇観測と、外部環境への警戒感から、米ドルに対する需要は強まったと見られ、昨日の米ドル相場は上昇しました。つまり、昨日の米国市場では、株価は下落、米ドル相場は上昇と、対照的な動きとなったことになります。
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