So-net無料ブログ作成

2月のドイツ企業景況感が予想を上回る大幅上昇。現況指数の回復ぶりが顕著 [経済指標・イベント]

 2月22日、ドイツのIfo経済研究所から最新の企業景況感指数が発表されました。それによると、2017年2月のIfo企業景況感指数は111.0と、前月の109.9から大幅に上昇し、小幅な低下が見込まれていた事前の市場予想に対しても大きく上回る結果となりました。

 久々に確認したIfo企業景況感指数は、ドイツ経済の急速な回復ぶりを示す内容だったとの印象です。ちなみに、業種別では、製造業と卸売が上昇した一方、小売業と建設業が低下しました。

 指数の内訳をみると、景気の現状を示す現況指数が118.4と、前月の116.9から上昇、また、企業の6カ月先の景況感を示す期待指数も104.0と、前月の103.2から上昇しました。

 このうち、現況指数は、2016年8月の113.0を底にして、それ以降、ほぼ一本調子の上昇基調となっている一方、期待指数については、10月以降、上昇と低下が交互に顕れている形です。

 現況の良好ぶりに、過熱感が意識され、これが先行きに対する控えめな見方を誘発し、期待指数に顕在化…といったところでしょうか。このため、ドイツ経済の先行きの動向については、若干、注意が必要かもしれません。

2月17日の外国為替市場で円高が進行、米国の3連休を前に円買いの動き強まる [外国為替概況]

 2月17日のニューヨーク外国為替市場では、円相場が米ドルに対して上昇しました。3日連続の円高進行であり、終値ベースで見ると、1米ドル=112円台後半の終了は、直近では、2月8日の1米ドル=111円台以来の円高水準となります。

 週末要因に加え、米国では、来週の週明け初日の2月20日がプレジデントデーの祝日となることから、米国市場が3連休を迎えることもあり、手持ちの外貨をいったん安全通貨とみなされている円に換える動きが強まったとの見方があるようです。

 このように、安全通貨に対する需要が強まっている背景には、フランス大統領選をめぐる懸念や、米国のトランプ政権に対する人事問題などをめぐって再燃した先行き不透明感などがあると思われます。

 ちなみに、年明け以降の米ドル相場は、上昇と下落を繰り返しながら、傾向としては円高ドル安方向で推移する展開となっている模様です。この傾向はいつまで続くのか、注目です。

NY外国為替市場にて円高進行。市場では、賃金の小幅な増加が注目された模様 [外国為替概況]

 2月3日のニューヨーク外国為替市場では、円相場が米ドルに対して上昇、1米ドル=112円台後半で終了しました。

 この日、米国では、2017年1月の雇用統計が発表されました。このうち、非農業部門雇用者数が前月比22万7000人増と、4カ月ぶりに20万人台の増加数を達成、事前の市場予想も大きく上回りました。

 また、同時に発表された失業率は4.8%と、2カ月連続の上昇でした。ただ、労働参加率も上昇したことから、それまで就職活動を断念していた人の活動再開の可能性が示されるなど、非農業部門雇用者数の動向と併せれば、今回の雇用統計は、総じて、米国における雇用環境の良好ぶりを窺わせる内容でした。

 もっとも、今回、外国為替市場において、投資家の注目が集まったのは、同時に発表された賃金の内容だったようです。実際、1月の時間当たり平均賃金は前月比0.1%増と、極めて小幅な増加に留まりました。

 このため、市場では、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ実施観測が後退し、それにより、米ドルを売って円を買う動きが強まり、円高ドル安につながったと考えられます。