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米国の2016年4~6月期の実質GDP成長率、改定値において小幅に下方修正される [経済指標・イベント]

 8月27日、米国商務省から、直近の国内総生産が発表されました。そこで、2016年4~6月期の実質GDP成長率・改定値を見ると、前期比年率1.1%増と、速報値の同1.2%増から小幅な下方修正となりました。ちなみに、この結果は、事前の市場予想と同水準でした。

 需要項目別では、個人消費、設備投資、輸入が速報値から上方修正された一方、住宅投資、在庫投資、政府支出、輸出および純輸出が速報値から下方修正されました。

 また、前四半期からの変動に着目すると、個人消費が急速に増勢を加速させたほか、民間設備投資のマイナス幅が大幅に縮小しています。ただ、その一方で、住宅投資が大幅な落ち込みとなったほか、在庫投資の成長率への寄与度が5四半期連続のマイナスとなりました。

 一方、外需では、輸出が4四半期ぶりにプラスとなり、輸入も2四半期ぶりにプラスとなりました。このうち、輸入のプラス転換に関しては、個人消費の増加や設備投資のマイナス幅縮小と併せて考えると、内需の復調ぶりを示す内容だったと思われます。

 なお、市場の予想通りだった今回の結果を受け、先行きに対する不安も和らいだと見られ、為替相場は、若干、円安方向で推移しました。
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8月のIfo企業景況感指数は予想外の低下、英国のEU離脱決定が影響か? [経済指標・イベント]

 8月25日、ドイツのIfo経済研究所から最新の企業景況感指数が発表されました。それによると、2016年8月のIfo企業景況感指数は106.2でした。事前の市場予想では、8月のIfo企業景況感指数は、前月の水準を上回ると見込まれていたようで、今回は、予想外の低下だったことになります。

 指標の内訳をみると、景気の現状を示す現況指数が112.8と前月の114.8から低下し、企業の6カ月先の景況感を示す期待指数も100.1と前月の102.1から低下しました。いずれも、比較的、大幅な低下だったとの印象です。業種別では、製造業のほか、卸売および小売業が悪化しました。その一方で、建設業については、引き続き、高水準を維持している状況です。

 なお、8月の景況感指数の悪化に関しては、英国の欧州連合(EU)離脱決定の影響が顕在化した可能性を示唆する見方もあるようです。

 この悪化を機に、ドイツ経済は、今後、停滞へと向かうのか、それとも、8月の低下は、あくまで一時的な落ち込みであり、再び底堅さを示すことになるのか、今後の展開が注目されます。
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国内の貿易収支は2カ月連続の黒字。輸出額、輸入額ともに2ケタ台の大幅マイナス [経済指標・イベント]

 8月18日、財務省から最新の貿易統計(通関ベース)が発表されました。それによると、2016年7月の貿易収支は5135億円の黒字でした。日本の貿易収支が黒字となるのは2カ月連続です。ちなみに、貿易黒字額は、事前の市場予想を大きく上回りました。

 内訳を見ると、輸出額が前年同月比14.0%減、輸入額が同24.7%減といずれも2ケタ台の大幅な減少でした。輸出は10カ月連続、輸入は19カ月連続のマイナスです。引き続き、輸入額の減少幅が輸出額の減少幅を大きく上回ることが、貿易収支の黒字の要因となっている状況です。

 輸出額では、円高要因により自動車や船舶などが減少しました。円高進行の背景には、英国の欧州連合(EU)離脱決定の影響もあったと見られます。一方、輸入額では、引き続き、原粗油や液化天然ガスなどが減少しました。輸入額の減少要因としては、原油安の寄与が大きかったようです。

 そして、今回は、数量ベースでも、輸出数量が同2.5%減と2カ月ぶりの減少となり、輸入数量も同4.0%減と3カ月ぶりの減少となりました。輸出に関しては、世界経済の低迷を背景に、数量が伸びにくい状況となっているのかもしれません。
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オーストラリア雇用者数、7月は2万超の大幅増加。フルタイム大幅減、一方、パートタイムは大幅増 [経済指標・イベント]

 8月18日、オーストラリア統計局から、最新の雇用統計が発表されました。それによると、2016年7月の雇用者数は前月比2万6200人増と、5月の同1万9300人増、6月の同1万800人増に続く大幅増加を維持、事前の市場予想も大きく上回りました。

 全体の数字は雇用環境の良好ぶりを示唆する内容だったと見られるものの、今回、雇用者数を大きく押し上げた要因は、パートタイム雇用者数の大幅増加(同7万1600人増)でした。その一方で、フルタイムの雇用者数は同4万5400人減と、2013年10月(同5万人減)以来の落ち込みでした。

 同時に発表された7月の失業率は5.7%と前月の5.8%から改善、一方、労働参加率は64.9%と前月と同水準を維持しています。内訳を見ると、男性が上昇、女性が低下しました。

 以上、今回の雇用統計は、強弱混在といった内容でした。つまり、オーストラリアの雇用情勢の方向性を見極めるには、材料不足といった印象も受けます。

 ただ、個人的には、雇用者数が3カ月連続で大幅増加を維持した点や、パートタイム雇用者数がフルタイム雇用者数の落ち込みを補って余りある大幅増加を示した点などは、やはり、注目に値すると見ています。こうした点も踏まえ、今後の展開に期待したいところです。
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米国の鉱工業生産が2カ月連続の増加。製造業、鉱業、公益事業いずれもプラスに [経済指標・イベント]

 米連邦準備理事会(FRB)から、直近の鉱工業生産指数が発表されました。それによると、2016年10月の鉱工業生産指数(季節調整値)は前月比0.7%増と、前月の同0.4%増から増加幅が拡大し、事前の市場予想も上回りました。

 米国の鉱工業生産指数が2カ月連続でプラスとなったのは、2015年7月(同0.6%増)、8月(同0.1%増)以来、実に1年ぶりとなります。内訳を見ると、鉱工業生産全体の75%を占めている製造業は同0.5%増と、前月の同0.3%増から増勢が加速、また、鉱業が前月のマイナスからプラスを回復、そして、公益事業(電力・ガス)もプラスでした。

 このうち、注目の製造業では、自動車および同部品が前月から増勢鈍化ながら2カ月連続の増加となったほか、コンピュータおよび電子製品や建材などがプラスとなっています。こうした動きは、米国における製造業が安定感を取り戻す兆しなのか…今後の展開に期待したいところです。
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ニュージーランド準備銀行が政策金利を引き下げ、過去最低の2.00%へ [内外の金融政策]

 本日(8月11日)の朝方(日本時間)、ニュージーランドの中央銀行であるニュージーランド準備銀行(RBNZ)は、政策金利をそれまでの年2.25%から0.25%引き下げ、過去最低となる年2.00%とすることを決定しました。ちなみに、事前の市場予想でも利下げを見込んでおり、今回の利下げは予想通りだったことになります。

 RBNZでは、インフレ率を1~3%の範囲内に維持することを目標としています。こうしたなか、ニュージーランドの1~3月期のインフレ率は前年同期比0.4%増と目標水準を下回りました。

 つまり、ニュージーランドでは、このところ、物価押し下げ圧力が強まっていると見られ、今回の利下げ実施は、これに対する措置だったと見ることができます。ちなみに、RBNZ総裁は、声明の中で、年内の一段の追加緩和の必要性について示唆しています。

 ちなみに、RBNZに先立ち8月2日には、オーストラリア準備銀行(RBA)でも利下げを実施しています。
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