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日本の貿易収支は3カ月連続の黒字に [経済指標・イベント]

 本日(5月23日)、財務省より最新の貿易統計(通関ベース)が発表されました。それによると、2016年4月の輸出額から輸入額を引いた貿易収支は8235億円の黒字となりました。黒字は3カ月連続です。

 ただ、今回の貿易黒字の主な要因は輸入額の減少だったようで、輸入額は5兆657億円と16カ月連続のマイナスでした。水準的には、2011年2月以来の低水準です。原油価格の下落に伴い、原粗油、液化天然ガス(LNG)、石油製品などが減少したほか、為替相場が前年同月との比較で円高となったことも輸入額を押し下げたようです。

 一方、輸出額も7カ月連続の減少となったほか、数量ベースでも2カ月連続のマイナスでした。世界経済の低迷が背景にあると思われます。

 このように、輸出と輸入がともに減少する状況下、輸入額のマイナス幅が輸出額のマイナス幅を上回り、貿易収支が黒字となるといった形を、当面、続けるのかもしれません。貿易収支の黒字継続は先行きの円高圧力につながる可能性もあり、今後の為替相場の動向が注目されます。
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豪ドル相場、急落。RBAのインフレ見通し、米国雇用統計が影響した模様 [外国為替概況]

 5月6日の外国為替市場では、前日から一転、豪ドル相場が急速に下落する展開となりました。まず、午前中に発表されたオーストラリア準備銀行(RBA)によるインフレ見通しの下方修正が豪ドル売りのキッカケとなったようです。実際、見通し発表後、豪ドル相場は全面安の様相を強め、一本調子の下落基調となりました。

 さらに、夜間(日本時間)に米国で発表された雇用統計が豪ドル相場の下落に拍車を掛ける格好となりました。

 具体的には、雇用統計のうち、まず、4月の非農業部門雇用者数が前月比16万人増と、増加数が3カ月ぶりに20万人を下回り、20万人台を見込んでいた事前の市場予想も下回りました。そして、同時に発表された失業率も5.0%と市場予想よりも弱い結果となっています。

 外国為替市場では、今回の雇用統計の発表を受け、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ実施観測の後退などを背景に、米ドルを売って円を買う動きが優勢となり、その影響により、豪ドル相場も円に対して一段と下落する展開となったようです。

 さて、米国の雇用統計を通過し、外国為替市場に大きな影響を及ぼすイベントは、ひとまず一段落といった状況ではないでしょうか。このため、今週(5月9日~の週)は落ち着いた相場展開を期待したいところです。
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5月5日の外国為替市場で豪ドル相場が上昇。小売売上高および貿易収支の内容が好感された模様 [外国為替概況]

 5月5日の外国為替市場では、豪ドル相場が上昇しました。今回の、豪ドル相場の基調変化のキッカケとなった要因は、午前中に発表された2つの経済指標の内容だったと見てよさそうです。

 まず、3月の小売売上高が前月比0.4%増と前月の同横ばいから改善し、事前の市場予想も上回りました。また、同時に発表された3月の貿易収支も前月に続く赤字ながら、前月から赤字幅が縮小、また、事前の市場予想を下回る赤字額となりました。内訳をみると、輸出が同4.3%増と大幅増加となっています。

 つまり、今回の2つの経済指標は、オーストラリアにおける消費および外需の良好ぶりを示す内容だったことになります。このため、外国為替市場では、これらの経済指標の内容が好感され、豪ドルを買う動きが優勢になった模様です。

 そして、朝方に1豪ドル=80.00を下回る水準で推移していた豪ドル相場は、指標発表後、上昇基調を強め、一時、1豪ドル=80.40円台まで豪ドル高円安が進行しました。
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RBAが予想外の利下げ。大型連休中、投資家にとってはちょっとした衝撃かも… [内外の金融政策]

 5月3日、オーストラリアの中央銀行にあたるオーストラリア準備銀行(RBA)は、政策金利であるオフィシャルキャッシュレートを、従来の年2.00%から0.25%引き下げ、年1.75%とすることを決定しました。RBAによる政策金利引き下げは2015年5月以来、1年ぶりとなります。

 大方の市場予想では、据え置くと見込まれていたことから、市場にとって、予想外の利下げだったと言えるでしょう。ちなみに、年1.75%は史上最低となります。

 理事会後に発表された声明において、RBAは、予想よりもインフレ圧力が低下している点を指摘しています。実際、先日、発表された1~3月期の消費者物価指数(CPI)は前期比0.2%低下、また、前年同期比では1.3%上昇だったものの、政策目標を下回りました。つまり、今回の利下げ決定は、インフレ率を目標水準へ引き上げることなどを目指す意図があったと思われます。

 なお、外国為替市場では、利下げ決定後、豪ドル相場が急速に下落しました。目下、大型連休中の日本において、豪ドルで運用しているFX投資家にとっては、ちっとした衝撃だったかもしれません。
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