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NY外国為替市場にて円高進行。市場では、賃金の小幅な増加が注目された模様 [外国為替概況]

 2月3日のニューヨーク外国為替市場では、円相場が米ドルに対して上昇、1米ドル=112円台後半で終了しました。

 この日、米国では、2017年1月の雇用統計が発表されました。このうち、非農業部門雇用者数が前月比22万7000人増と、4カ月ぶりに20万人台の増加数を達成、事前の市場予想も大きく上回りました。

 また、同時に発表された失業率は4.8%と、2カ月連続の上昇でした。ただ、労働参加率も上昇したことから、それまで就職活動を断念していた人の活動再開の可能性が示されるなど、非農業部門雇用者数の動向と併せれば、今回の雇用統計は、総じて、米国における雇用環境の良好ぶりを窺わせる内容でした。

 もっとも、今回、外国為替市場において、投資家の注目が集まったのは、同時に発表された賃金の内容だったようです。実際、1月の時間当たり平均賃金は前月比0.1%増と、極めて小幅な増加に留まりました。

 このため、市場では、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ実施観測が後退し、それにより、米ドルを売って円を買う動きが強まり、円高ドル安につながったと考えられます。
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